うなぎさんのブログ

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【ブランディングの基本】を読んだ書評

今回は安原智樹さんのブランディングの基本」を読んでみた感想を述べたいと思います。 

ブランディングの基本

ブランディングの基本

 

  

書評を書くまでの経緯
 まずはじめに、今回の書籍はDMMのオンラインサロン【ギガ盛りブログ飯】のサービスで『ギガ盛りunlimited』という書籍提供サービスにて贈呈されたものであるということを先に述べておきたいと思います。

lounge.dmm.com

  

ブランディングストーリー
 ブランドとはトーナメント戦でいうシード権のようなものだとこの本では書かれていますが、まさにそのとおりだと正直思いました。トーナメント戦でシード権をもらっているのって、大抵の場合前回優勝したチームやトーナメントの上位にくる強豪。すなわちトーナメントの期待度が最初から高いと観戦する側が思っています。よってトーナメントを最初からヒイキ目に観ますし、そのチームが優勝する前提で観戦します。
 
チームが優勝するのが前提で試合を観戦するのってファンもしくは身内ぐらいなものしか私には思いつきませんが、まさにその位置付けなのではないでしょうか。チームのファンになってもらう、それがブランディングであり、ブランディングストーリーのはじまりなのではないでしょうか。
 
ブランディングつまりファンになってくれた人たちと共に成長していく。それが強化されることによってブランド化される。ブランド化されることによって、トーナメントで一目置かれる存在になる。
 
スポーツのチームってまさにそういう構造になっていないですか。選手がいてサポーターがいてまた一般の観戦客がいる。熱心なサポーターの影響で選手の意識も高くなりチーム一段として成長する。相思相愛の関係でチームが強化されていく。
 
違うジャンルでいうとアイドルグループの『AKB48』なんかがいい例ではないでしょうか。無名だったアイドルグループがファンと密接な関係を持つことによってファンと一体化して成長する。そして強いグループ化されていく。
 
その過程こそがブランディングストーリーではないでしょうか。
 
一般の人の視点からすると、優勝したチームしか興味をもたない。究極を言うとニュースなどで流れるトーナメントの決勝戦とその結果。そこにのみ価値を置く。よって途中の映像には興味を示さない。
 
しかし、この本では結果より過程すなわちブランディングストリーに価値が置かれていて興味をそそられました。
 
絆を強くするという考え方
 正直、読みはじめたとき硬そうな本だなーと思いました。しかし途中からということばが使われはじめ、驚きと興味を同時にもちました。 
ブランドの絆:ブランドと顧客のつながり
生活の絆  :顧客と周囲のつながり
つながり(絆)を強化することでビジネス上で優位に立つという考え方です。
 
ゲーム用語でバフとデバフと言った言葉を耳にします。(バフは味方を強化する。デバフは敵を弱体化する。)これをビジネスの世界で考えてみるとバフはブランディング、デバフは自分が優位に立った相手との交渉といったところでしょうか。ブランディングの考え方だと上に挙げたようにファンとの関係になるのでお互いの関係は対等に近い感じがします。しかし、自分が優位に立った相手との関係は主従関係に近く対等な関係とはいいがたいと思います。
 
自分が優位に立つことでが生まれやすいのか。答えはNOではないかと私は思います。むしろ対等の関係の方がは生まれやすい。そんな感じがします。
 
絆を強化すると言う考え方。すなわち結束力の高いチームで共にプレーする。そういった考え方がこれからのビジネスモデルではないかと思われます。
 
本の構成
 
・第1章 ブランディングに欠かせない要素
・第2章 ブランディング実務への準備段階
・第3章 ブランディングと顧客ステージ
・第4章 価値創造のためのアプローチ方法
・第5章 ブランディング・プロジェクト推進の実務ポイント
 
ブランディングで優勝を目指す。その過程がぎっしり詰まっています。
 
感想
以前は相手より優位に立つことを重視する考えでいましたが、これからは相手と共に歩む。そういった考え方を重視していきたいと思います。
 
・・・絆ということで
 
絆(コラム1)
パチスロの人気機種に『バジリスク・絆』という台があるのですが、前作が絶大な人気を誇っていたのに導入時の評判は期待に届かない形でした。しかし、時間が経過するにつれ評判がうなぎのぼりに上がっていきいまやパチスロの機種として不動の人気を誇っています。何故かというとブランディングによる成長があったからだと思われるからです。前作の期待をファンはあらかじめ持っていて、それに対して物足りない意見が多かったのに対し、それでも離れなかったファンが新たな気づきを見出しいていき。それが良い方向で広まり新たなファンが増える。ファンと共に成長し、が強くなる。そして不動の銘柄(ブランド)へと成長しました。
 
 まさに絆効果
 
最後に、ブランディングという考え、絆という考えがずっしり詰まった良い本ブランディングの基本」ということで書評を書かせてもらいました。